魚拓 見破られた
虐めてあげる☆さんの 2010年12月27日 のウラログ
タイトル 出逢いとは宝
本文 昨日、いや一昨日だ。
とある人と出逢った。
いつもどおりのチャットだと思ってた。
お互いの過去を話し、今を話し、未来を話す。
盛り上がって終了。
その時もそう思って、彼の部屋に入った。
でも彼は、ほんの少しの時間と会話で私を見破った。
見破られた。全部。
経験値が違いすぎて話にならなかった。
まだまだ子供だと言われた。
ここをずっと見てくれている人なら知っている、高校時代の音楽室の事件。まるでその流れに身を任せるように、全てを話した。
彼は今までの誰とも違う反応だった。
彼は言った。
「お前が一番最低だ。今度はお前が同じめに遭えばいい。そいつがどんなに苦しくて、どんなに屈辱的だったか、自分で思い知ればいい」
「何がトラウマだ。お前のはそうやって、自分の思い出話を美化しているだけだ」
その通りだった。
私はこの話をするたびに慰められてきた。
「アユミは悪くないよ」
「集団心理だから仕方ないよ」
「気持ちはわかるよ」
ずっとそう言われてきた。
私はそういう答えを無意識に期待してた。
勝手に自分で悲劇のヒロインになろうとしてた。
でも、今回思いっきり自分を否定されて、ちょっとだけど目が覚めた。
認めます。
私最低です。
これからどうすればいいか彼に聞いた。
この罪悪感はどうすればいいのか。
「そのくらい自分で考えろ」
彼らしいといえば彼らしい言葉。
悔しいけど、今の私は、自分でどうすればいいかもわからないお子ちゃま。
どうすればいいのか、これから考えていきたい。
中学校から10年間被ってきた仮面を剥ぎ取って、素直な自分に戻って考えていきたい。
私は美女でも天使でもない。
醜い悪魔。
いくらちょっと可愛くたって、心が汚れていたら人の感情は揺らせない。
本当の自分と向き合って考えたい。
いつかきっと、答えが出ると思うから………